2010年02月

2010年02月24日

Nobel Biocare Mentor Program 2010

お久しぶりです!

少しすつに近付いてきて気分も上昇中の私ですが、先週末、タケダ歯科クリニック ・ 秋田インプラントセンターで行われたインプラントの講習会 【Nobel Biocare Mentor Program 2010】特別講師として参加させていただきました。

今年で3回目の参加となりましたが、今回はインプラント埋入の実習デモも担当させていただきました。




最終的な補綴の為の理想的な位置への埋入のやり方やオーバーヒートさせず、初期固定を確立させるテクニックなどをレクチャーさせていただきました。



講演の方は、インプラントの手術テクニックだけでなく、患者さんが安心して受けることができるための我々歯科医師が持つべき診療理念や倫理についてお話させていただきました。

今回のセミナーも、自分にとっても非常にいい勉強になったし、何よりもみなさんと沢山のお話ができて非常に有意義な週末でした。

竹田先生、毎回このような機会を設けていただき感謝しています

これからも、ささやかながら尽力させてもらいたいと思います。

来週は、ニューヨーク大学でのインプラント研修のため、一関の佐藤 奨先生と1週間ニューヨークに行ってきます。

詳細は、後ほどアップします。

では、行ってきます!!



champ1031 at 13:52|PermalinkComments(0)歯科 

2010年02月03日

Sinus lift with Piezo surgery

幸いにも、ご厚意でピエゾサージェリー(超音波骨削合器)をお借りすることができたので、昨日のサイナスリフト(上顎洞底挙上術)のオペで使用してみました。

ちなみに、サイナスリフトとは、インプラント治療に伴って行われる骨増成手術の一つです。

上顎臼歯部の上部には上顎洞と呼ばれる空洞がありますが、人により洞底線が下方まで伸びているためインプラント体埋入に必要な量の骨が確保できない事があります。

             

サイナスリフトは上顎洞粘膜(シュナイダー膜)を上顎洞から剥離して挙上、その挙上によってできたスペースに人工骨や他部位から採取した自家骨を移植する事により上顎洞底線の位置をあげ、インプラント埋入手術に必要な骨の厚みを獲得する方法です。



話をピエゾサージェリーに戻しますが、実際に使ってみるととても繊細軟組織を傷つけることもなく、骨を切ることができるのでオペ中のストレス出血も少なく、いい手術器具だと思いました。

今後は、当院でも導入したいと思いますが、デンタルCTを買ったばかりなので当分お預けです・・・

欲しいものだらけで、 困ったものです。

では、また



champ1031 at 15:39|PermalinkComments(0)歯科